女性の恋愛をラクに楽しく♪
感情コントロールコーチの
かめじなかひとみです。
今回は、恋愛依存の中でも、
「回避依存」について書いていきますね。
回避依存とは?
共依存の相手となりうる人です。
恋愛での「親密さ」を恐れて、
回避することで自分の心の安定を保とうとします。
また、追いかける人がいると「共依存」の傾向になり
アプローチがあると愛されていることを疑い、
避けるような「回避依存」の傾向になったり。
「彼が私のことを好き」で付き合った途端に
パワーバランスが逆になり、
彼を追いかける私のような「共依存」の傾向が現れる女性も多いです。
実は表裏一体で、根本はどちらも
「親密になることを怖がっている」ことによります。
回避依存にはそれぞれ4つの特徴があります。
このタイプの方と恋愛をすると、
相当な混乱や、幸せな恋愛になるまでに時間の労力を要します。
今は離れて見守るか、
すぐに結婚したい婚活中のかたは、
避けたほうがいいと私は思います。
回避依存傾向の人の特徴
相手を支配しないと気が済まない「独裁者」
自分が上、あなたが下になって、
あなたを常に支配・コントロールしていなければ気が済まない
というタイプです。
常に、
「自分が正しい。あなたが間違ってる。悪いのは、すべてあなた。」
このタイプは、何らかの武器(暴力だったり、言葉だったり)を使って、
相手を支配することをせずにはいられない、
というところがポイントです。
それは、恋人であろうと、仕事仲間であろうと、
友だちであろうと。
なぜなら、
他人を支配することに最大の快感を覚えているし、
他人を支配していないと、心の安定が保てないんですね。
あなたを利用する「搾取者」
この「搾取者」タイプはあなたを「利用すること」
に価値を置いています。
利用するというと、お金をせびったり、
身の回りの世話をさせたり、セックスを要求したり。
ただ、この要求をのませるために、直接的ではなく、
巧妙にあなたの心理的弱点を利用してくるのです。
自殺や見捨ててやると言った脅しをかけて、
あなたの罪悪感に訴えかけてきます。
それを受け取る共依存傾向のあなたは、
罪悪感を刺激され、あたかも、
「それをしなければ、私が悪いのではないか…?」
というような錯覚にも陥ります。
「搾取者」の言うことは、当然受け入れられなければいけないけれど、
こちら側の言うことはほとんど受け入れられない。
失うことも多いし、
色々な物を奪われているような感覚にもなります。
こちらがどんなに頑張ったとしても、
終わりのない要求が続くだけです。
見返りとしては、
ほんの一時の優しさや、見せかけの愛情だけで、
こちらの気持ちが満たされることはほぼないです。
またそれを得ようとがんばり続け、
ごくたまに見せる優しさが報酬になり…
それが繰り返されて、「強化」されていき、
なかなか離れることが難しくなってきます。
自分中心で独りよがりの「ナルシシスト (narcissist)」
「他者も特別な人間」ということが認められなくなり、
考えることは常に自分のことばかりで、
物事を見るときは、自分の視点からしか見ることしかできず、
すべてが自己中心に進まないと気が済まなくなってしまいます。
ナルシシストは、「一人で恋愛をしている」とも言えますね。
自分の理想をつくり、
その理想通りに人を動かそうとしていきます。
「自分は特別な人間である。」
だから何をしてもいい。相手は自分より下の人間だから。
他人の気持ちや欲求を認識しようとしない、
または気づこうとしない、共感性の欠如。
相手からの過剰な賞賛を期待して、
それ以外の意見や批判をすることは許されない。
そういう気持ちであふれているんですね。
特に、「恋愛とはこうあるべき」「恋人とはこうあるべき」
と言った、高い理想を思い描いていたり、押し付けをしたりします。
理想通りにならなかったら、
なんとかしてその理想にさせようと叱責や非難、強く責めて、
「自分は悪くない。お前が理想にならないから悪いんだ」
ってのが 回避依存傾向のナルシシストです。
このタイプは意外と女性も多かったりします。
愛されたいのに怖くて逃げ出す「脱走者」
お付き合いが始まると、どんどん愛が深まって、
物理的な距離も、心の距離も、少しずつ縮まっていくものです。
ですが、このタイプだと、
相手との距離を必死に置こうとするんですね。
その”距離”を保てない時、
極端に、「連絡を絶つ」とか、
「突然別れる」ということをしがちです。
男性って、その傾向は普通の方でもあるんです。
「何か一つのこと(たとえば、仕事や趣味)に集中したい。」
これは結構当たり前のことです。
それに、彼女には言わなかったけれど、
「やめてほしいことの不満の積み重ね」が続いてた。
そんな中、もっと他に好きな人ができた。浮気してた。
直接別れを切り出すのはいいづらいから…音信不通にしたい。
という、誠実でもないし、
責任を取りたくないカスみたいな男性もいますが、
こういう人は、このタイプには当てはまりません。
このタイプの場合は”過剰”で”極端”なんですね。
「自由にさせてほしい。」「束縛は嫌だ。」
「一人になりたい。」「放っておいてほしい。」
そんな言葉で距離を保とうとします。
本来は愛されたいはずなのに、恋愛が「怖いもの」になって、
それを回避するために急に距離をとる行動です。
特に相手の行動を探ろうとも思ってない、あなたの何気ない
「そういえば、昨日何してたの?」っていう問いにも過剰に反応して、
「行動が管理されてしまうのではないか…束縛は嫌だ!」
ということで、”束縛の証拠”につなげてしまったり。
「今度の休日は一緒に過ごそうね」が、「自由が奪われる!」
につなげてしまったり。
それらを過剰に恐れていると、
全部の出来事が「束縛」「自由が奪われる」になってしまうんですね。
また、女性も自覚なくこのタイプの方も多いです。
浮気された、不倫された、死別してしまった、
といった過去を持っている方は、なりやすいです。
例えば、相手のことが好き。
でも、相手の方から好意を示されると、
「それを信じて裏切られたら怖い」
「こんな私なんて好きになってくれるはずがない」
「私のどこがいいの?信じられない!」
というような思いが出てきませんか?
かぐや姫のように無理難題をふっかけたり、
わざとケンカになるような売り言葉を放ってみたりして、
相手のことを試して(距離を遠ざけている)
「それでも相手は離れていかないんだ!」
と、愛を確認したいようなときは、このタイプが多いです。
(男性もたまにこういう方いますよね。)
どうしたら恋愛依存から抜け出せるんだろう?
依存になってしまった要因は、多数あります。
●幼少期のころ、親から得られるはずだった愛情を、
得られなかった、と感じてしまった。
●心の傷を抱えている(トラウマだったり)。
●何かを失ったことによる、喪失感(死別、失恋など)。
それらを埋める何か…それが、依存の対象物となりえます。
だからといって、同じことを抱えている人が、
全員依存症になる、ということではないです。
現に、私は恋愛依存傾向にありましたが、
同じ親に育てられた弟は恋愛をそつなくこなし、
今では2児のパパで、お嫁さんも素敵な人です。
本来なら成長に合わせて環境が変わり、
人とのかかわりがあり、そこから学んでいくのですが。
心が傷つかないように、
コミュニケーションを避けてしまったり、
傷つかないように人とうまくやっていく方法を、
自分なりに身に着けた結果が、
「依存する」という方法だった、というだけなのです。
恋愛依存は、
嗜癖(しへき)と呼ばれる、”クセ”であり、習慣です。
ですので、なおらないことはありません。
クセ、習慣なので、自分で直していくことができます。
その依存から抜け出すために、
当カウンセリングルームでは、二つの方法をご提供しています。
エモーションチェンジプログラム
依存症治療の本場、アメリカから初上陸の
依存症克服プログラムで、
日本の方向けにオリジナルにアレンジしました。
脳の機能をフルに活用し、心の基礎を作り、
自分の感情のコントロール法を身につけられるので、
ご自身でやっていける方法です。
早くて2ヶ月という短期間で、恋愛依存克服を目指します。
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カウンセリング
カウンセラーとの対話を通して、
今まで話せなかったこと、感じられなかった感情、
自分の考え方や受け取り方のクセを知り、
傷ついた心を癒していきます。
そうなると、傷も癒され、心も成長して、
「傷つかないための人とのコミュニケーション」から、
「健康的なお付き合いをしていくためのコミュニケーション」
へとつながっていきます。
また、人によって、クセは違います。
その人に最適な方法や、進む方向や、対策、作戦も違います。
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